こんばんは、くらのです。ほろ酔い気分です。
新作の執筆に追われる毎日です。
しかしジョルジュに催促されちゃあなぁ……というわけで、つづきです。
(タイトルと画像に意味はないです。
そんなある日の事じゃった。
中学の後輩は元気にやっとるかのうばあさんや、というワケで文化祭を見に単身乗り込みました。
酷い有様じゃて……部員は三名、しかも上演中に野次を飛ばされ劇の進行を遮られる始末。
公演後の後輩達は、悔し涙を滲ませておったのじゃ。
これはこれはかわいそうにのう……しかし、私には何も出来ない。
どうせなら、体育館なんかじゃなくて市民プラザくらいの舞台でやったら、来年人が集まるかなぁ。そんな事を夢見ておった。
ならばと、後輩たちをモデルにした台本を一本、書き上げたのでした。
しかし、そんな夢みたいな事は実現するわけも無く。
私の元に、一本の台本が残りました。
しょうがないんで、少し手を加えて劇団のみんなに見せました。
なかなか評判も良く、あっという間に上演が決まりました。
ちょうどその頃境の演劇祭に招待されて、それじゃあこれをやりましょうという運びになりました。
それが、「逃げる為に必要なハナシ」という作品でした。
(いつぞやのチラシです
これについては、もはや言う事はないくらい面白く仕上げてもらいました。
特に主役の二人は予想以上で、私は改めて劇団の人たちを尊敬しました。
それから、新しいメンバーも入り順調かと思われた劇団生活でしたが、ちょっとした諍いがあって私は辞めてしまいました。
この辺りの話はシビアなので(あと主観も入ってくるので)うまく言い表せません。
が、結果的に劇団のみんなを裏切るカタチになったなと、反省しています。
その後噂で劇団員は二人だけになり、永遠に休止状態だという事です。
そして私は、漠然と「30になったらもう一度劇団をやろう」と心に決め、ネットの面白さに目覚めながらちまちまと小説を書き、今再び演劇の道を歩こうとしています。
あの時何故逃げ出してしまったか。今度は逃げ出さずに出来るのか。
原因はわかっています。とはいえ、同じことを繰り返さないとは言い切れない。
ただ、もう一度あの熱き舞台に立ちたい。
それだけを願って前に進むだけです。
劇団員は常時募集中です。
特にスタッフ経験を持つ方、一時的にでも参加できる方、大募集です。
私信:先週忘れたけど今月の会費を徴収するから、みんな持ってくるように。
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