なかなか忙しくてブログも書けてない…申し訳ありません。
問い合わせにはぼちぼち答えています。
今日も見学者さんが来ましたよ。
仲間が増えるといいですね。
さて、最近の稽古は基本的な事を土台として取り組もうと試行錯誤しています。
「演じる」という事の初歩的な練習です。
例えば「ありがとう」という台詞があります。
さて、この「ありがとう」とは、どういう状況で、どういう感情で、どのように言っているのか。
この『裏付け』を表現する。それを細かくやっています。
感謝の言葉なのか。疎ましく思っているのか。感激しているのか。それを、「ありがとう」という一言で表現する。
簡単ですが、難しい。
しかしこの「裏付け」がないと、台詞を与えられた時にどんな状況でその台詞を言わなければいけないのか、それを上手く伝える事が出来ません。
役者はただ暗記した台詞を言うだけのロボットじゃありません。
そこに感情・設定・状況があるからこそ、その台詞を言うのです。
で、今はエチュードをやりながら、「今起きている状況を身体で表現する」という事を掘り下げてやっています。
しかし、まだまだ未熟者ですからそう簡単に上手くいきません。
でも、繰り返しやる事で身体に覚えさせ、自然と演じるようになっていけばいいと思います。
今日の練習では、状況設定だけを作ったエチュードをやりました。
後半は「目の前でお母さんが事故にあった」というシチュエーションを、繰り返してやってみました。
お母さんは何処にいて、どういうきっかけで事故に遭い、自分はどう反応するのか。
しかし、上手く出来ない。
外野が口うるさくいっても仕方ないんですが、ついエキサイトして大声を出してしまいました…反省。
これは次回への課題となりました。
基本が一番。
自分も精進したいです。
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